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虫食いから洋服を守る!防虫剤の効果を高める正しい使い方

防虫剤 正しい使い方
洋服の虫食い対策として防虫剤を使用している人も多いですが、正しく使えていますか?

「とりあえず入れておけば大丈夫でしょ!」こんなふうに思っていると大変なことになるかもしれません。

なかには「防虫剤を入れていたのに虫食いの被害にあった!」そんな人もいらっしゃるかもしれません。

そこで今回は防虫剤の効果を最大限高める方法として、「防虫剤の正しい使い方」と「防虫剤の間違った使い方」の2つについて紹介したいと思います。

  • 防虫剤の正しい使い方を知りたい
  • 虫食いの原因は何?
  • 虫食いの被害にあった経験がある

こんな悩みや疑問を持っている人にはピッタリな記事です。

全体の流れとしては

記事構成

  • 虫食いが起こる原因について
  • 防虫剤の正しい使い方
  • 防虫剤の間違った使い方

こんな感じで進めていきます。

「大切な洋服を虫食いから守りたい!」そんな人はぜひ最後までご覧ください。

虫食いが起こる原因って何?

疑問の顔
虫食いは洋服の繊維を餌とする「ヒメマルカツオブシムシ」や「イガ」などの幼虫が、洋服につくことで起こります。

「きれいに洗濯してしまっているはずなのにどうして虫がつくの?」と疑問に思うかもしれませんが、屋外に洗濯物を干したり窓を開けたりすることで家の中に成虫が侵入し、洋服に卵を産み付けます。

それが孵化し、幼虫となって洋服を食べる。これが虫食いが起こる原因です。

ちなみにカツオブシムシやイガの成虫は、1匹が1日に数百個もの卵を産むと言われていますよ。

虫の活動時期は春先~秋にかけての暖かい季節(気温20℃以上)がもっとも盛んで、30℃以上の真夏日や10℃を下回る肌寒い気温になると活動が鈍くなります。

ですが冷暖房の普及にって過ごしやすい環境ができあがった現代では、1年中生息すると考えていたほうがいいですね。

害虫が好む環境

  • 気温20℃以上の暖かい場所
  • 湿度60%以上のジメジメした場所
  • ほこりや汚れ、食べかすの多い場所
虫に食べられやすい素材とかってあったりするの?
一般的にはウールやシルクなど主成分がタンパク質の動物性繊維を好んで食べますが、

  • 綿や麻などの植物繊維
  • ナイロンやポリエステルなどの化学繊維

なども、皮脂や食べかすが残っていると虫食いの被害にあうので注意が必要です。

えっ!化学繊維も食べちゃうの?
通常は人工的に作り出したナイロンやポリエステルなどの化学繊維は食べませんが、皮脂や食べかすなどが洋服に付着していると一緒に食べられてしまいますよ。
それはなかなか厄介な虫ね。
確かにどんな素材でも食べる厄介な虫ですが、これからご紹介する「防虫剤の正しい使い方」をマスターすれば対処できますので安心してください。

防虫剤の効果を高める正しい使い方

防虫剤は虫が嫌がるガスを発生させることで洋服に近づかせないようにする薬剤ですが、間違った使い方をすると効果が半減するので正しく使う必要があります。

その正しい使い方というのが次の3つです。

防虫剤の正しい使い方

  1. 防虫剤は洋服の上に置く
  2. 密閉した状態を保つ
  3. 有効期限を正しく守る

1.防虫剤は洋服の上に置く

防虫剤の効果を最大限発揮するためには、正しい位置に置く必要があります。

例えば洋服タンス用の防虫剤なら、

  • 洋服の上
  • 洋服の真ん中
  • 洋服の下

と3つの候補がありますが、これは「洋服の上に置く」が正解です。

防虫剤の成分を含んだガスは空気より重く上から下に向かって広がり沈んでいきますので、洋服の真ん中や下に置いてしまうとガスが全体に行き渡らず効果が半減します。

防虫剤の効果をしっかり発揮するためにも、防虫剤は必ず洋服の上に置くようにしましょう。

クローゼット用の防虫剤は、どの位置にかければいいの?
吊り下げタイプの防虫剤はクローゼットのサイズにもよりますが、基本は真ん中や左右に1個ずつなど収納スペースに対して均等にかけるのが正解です。

端に寄せたり一箇所に固めたりすると、成分がうまく行き渡らず効果が半減しますので注意しましょう。

2.密閉した状態を保つ

防虫剤は虫が嫌がる成分を含んだガスを収納スペースに充満させることで効果を発揮しますので、タンスの引き出しやクローゼットの扉が空いているとそこから成分が逃げて洋服にうまく散布されません。

  • タンスの引き出しは最後まできちんと閉める
  • クローゼットの扉は開けっ放しにしない

これらを意識しながら、できるだけ密閉した状態を保つようにしましょう。

密閉性の低い大型クローゼットや部屋の中にハンガーラックを使って洋服をかける場合は、カバータイプやシートタイプなど揮発性ではない成分を使用した防虫剤がおすすめですよ。

3.有効期限を正しく守る

防虫剤の有効期限は6ヶ月~1年と比較的長いので、ついつい交換するのを忘れてそのまま使い続けるケースも多いです。

有効期限の切れた防虫剤はもちろん害虫から洋服を守る力はありませんので

  • 衣替えのたびに交換するよう習慣づける
  • 「取替サイン」の付いている防虫剤を使用する
  • 防虫剤に設置した日付あるいは交換時期を記載する

など対策をして、効果が切れる前に取り替えるようにしましょう。

効果半減!?やってはいけない防虫剤の使い方

防虫剤の効果を最大限高める使い方として

  1. 防虫剤は洋服の上に置く
  2. 密閉した状態を保つ
  3. 有効期限を正しく守る

の3つをご紹介しましたが、同時にやっていはいけない使い方というのもあります。

それが次の3つです。

やってはいけない防虫剤の使い方

  1. 洋服をたくさん詰め込む
  2. 防虫剤の量が少ない
  3. 他メーカーの防虫剤と併用する

せっかく正しく使っていても間違った使い方をしていると効果は半減します。

正しい使い方と合わせて間違った使い方もマスターして、防虫剤の効果を最大限高めてあげましょう。

1.洋服をたくさん詰め込む

洋服を隙間なくたくさん詰め込みすぎると防虫剤の成分が収納スペース全体に行き渡らない可能性があるので、ある程度余裕をもたせた収納を心がけるようにしてください。

余裕を持たせた収納って、具体的にどのくらいを目安にすればいいの?
目安としては整理整頓のコツとしてよく言われる「8割収納」が丁度いいくらいですね。

防虫剤の成分を全体に行き渡らせるだけでなく、洋服のシワも防げるので一石二鳥ですよ。

2.防虫剤の量が少ない

タンスやクローゼットに収納している洋服が少ないと、防虫剤を入れる量も少なくていいように思えますが、これは間違いです。

防虫剤の量は洋服の量ではなく収納スペースの大きさ(容積)によって決まりますので、必ず製品パッケージに記載されている使用量を守り適正量を使用するようにしてください。

たとえクローゼットに洋服が1枚しか入っていなくても、収納スペースが大きい場合はそれに合わせて2個、3個と防虫剤の量も増やしましょう。
だったらとりあえず多めに防虫剤を入れておけばいいってことね。
確かに多めに入れておけば防虫剤の効果が弱まることはありませんが、あまり入れすぎると防虫剤のニオイが洋服につく可能性があるのでやはり適正量を守るのが一番ですよ。

万が一防虫剤のニオイが洋服についた場合は、以下の方法で取り除くことができるのでお試しください。

洋服についた防虫剤のニオイを取る方法

  • 洗濯する(ニオイがきつい場合は「酸素系漂白剤」も併用する)
  • ハンガーに吊るしてスチームアイロンの蒸気を吹きかける
  • 風通しの良い場所で2~3日陰干しする
  • サーキュレーターや扇風機を使って風をあてる
  • クリーニングに出す

3.他メーカーの防虫剤と併用する

「防虫剤は防虫剤なんだからどれを使っても一緒でしょ!」とメーカーの異なる防虫剤を併用して使う人もいますが、これは避けたほうがいいです。

なぜならメーカーによって防虫剤に使用している成分が違い、組み合わせによっては薬剤が溶けてシミや変色の原因になるからです。

一般的に防虫剤として使われる成分は以下の4つです。

  • ピレスロイド系
  • パラジクロルべンゼン
  • ナフタリン
  • しょうのう

それぞれ使用場所や用途によって使い分けられます。

例えばピレスロイド系はニオイが少ないことから洋服タンスや衣装ケース用の防虫剤としてよく使われ、ナフタリンは効果の持続力が強いため五月人形やお雛様用としてよく使われます。

ピレスロイド系の防虫剤はどの薬剤とも併用できますが、それ以外の3つ(パラジクロルべンゼン/ナフタリン/しょうのう)は併用して使うとシミや変色する場合があるので注意しましょう。

まとめ

今回は防虫剤の効果を最大限高める正しい使い方と、やっていはいけない間違った使い方の2つを紹介してきました。

まとめると

防虫剤の正しい使い方

  • 防虫剤は洋服の上に置く
  • 密閉した状態を保つ
  • 有効期限を正しく守る

防虫剤の間違った使い方

  • 洋服をたくさん詰め込む
  • 防虫剤の量が少ない
  • 他メーカーの防虫剤と併用する

となります。

「防虫剤を入れているのに虫食いの被害にあった!」そんな人は、間違った防虫剤の使い方をしている可能性があります。

今回ご紹介した内容を参考にしながら、ぜひ防虫剤の正しい使い方をマスターし効果を最大限高めてくださいね。

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